アドラー心理学5 怒り
「嫌われる勇気」から引用します。
怒りとは、所詮、目的をかなえる手段であり、道具である。
んー。僕は怒りを感情と思ってました。
怒りは道具?
なんか腑に落ちませんね、、
次に
「アドラー心理学入門」岩井 俊憲 著
から引用します。
怒りには目的があり4つの代表的なものがあると述べています。
1. 支配
2.主導権争いで優位に立つ事
3.権利擁護
4.正義感の発揮
1は、親子、上司、部下、教師、生徒の関係において見られ、
2は、夫婦間、同僚間、友人間などの関係において見られ、
3は、プライバシーをのぞかれたり、暴かれたり、人権を侵害されたりする場面で見られ、
4は、ルールを守らない人に対する怒りなど上記の3つの目的が入り混じる。
また、怒りの矛先はたいていの場合は他人だが、自分自身に怒りの矛先が向かう場合もある。
この時の感情は
「激しい自己嫌悪」や
「自責の念」となって表れる。
なるほど。
最近、小学3年の長男が、次男4歳によく怒っているので、上記を参考に考えてみたいと思います。
長男が起こるタイミングはだいたい、次男がチョッカイ出した時や悪ふざけた場合に多いですね。
例としては、ベイブレードで長男が遊んでいるところ、次男も一緒に遊びだし、長男が使用しているコマで最終的に遊び出した時など。
この場合、長男はどれにあてはまるのか?
2の主導権争いで優位に立つ事と
4の正義感の発揮
でしょうか。
背景には
「俺は兄貴なんだぞと。邪魔をするなよ! 逆にそんな事するなよ。」と。
人間なんでね。感情は出ますよ(笑)
2は仕方ないかもしれませんが4に関しては親と学校の影響が強いかもしれません。
機会があれば詳しく触れたいのですが、この正義感に僕もだいぶ苦しみました。
「〜しなければいけない」 「〜すべきだ」
など。
自分だけなら意識して改善できますけど、これを他人にも求めようとする。
これが正直きついんですよ。
ロボットじゃないんだから、誰もかれも同じ様に動くわけない。
そして、学校ではこういう正義感が強い人が班長になったり、役員になったりして責任を追わされる。家では兄、姉が、弟、妹の面倒を見ないといけない。
これは小学生ながらにストレスが溜まりますよ。
なので、親の自分が長男にどう今後接していくのかが今の課題です(笑)
その答えではなく考え方などアドラー心理学などで学べたらなぁと思います。
ちょっと長くなったので、続きは次回に
では また✋️