アドラー心理学16 横の関係
引き続き、「嫌われる勇気」からの共同体感覚ですが、
対人関係の入り口には、
課題の分離があり、
出口には共同体感覚がある。
そこで以前のブログの課題の分離のところであげた、
対人関係を横の関係に築いていく
を深く掘り下げていきます。
「まずは他者との間に、一つでもいいから横の関係を築いていくこと。そこからスタートしましょう。ここは非常に重要なポイントで、縦の関係を築くか、横の関係を築くか、
人間は自らライフスタイルを臨機応変に使い分けられる程器用な存在ではありません。
要は、この人とは対等に、こっちの人は上下関係でとはならない。
そこで1人でも横の関係を本当の意味で築く事ができたら、そこを突破口にしてあらゆる対人関係が横になっていくでしょう。」
なるほど。
僕も含めて日本人のほとんどは縦社会で揉まれ、小、中、高、大学生と、先生が教壇の前に立ち生徒は静かに意見も言わずノートをとる習慣がついています。
社会に出てからも同様に目上の人にはなかなか意見を言えない風潮があります。
そこで突然、対人関係を横に築いていきなさいと言われてもすぐには出来ないですよね。
でも友達や子供や、後輩なら出来そうじゃないですか?
自分が目線を下げるだけでいいので。横の意識はしやすいと思います。
実際に僕は2人の子供(小3、4歳の共に男)には最近意識してやっています。
特に大きな変化はないですが、会話がなんとなく友達感覚になった気がしますし、
何より子供が少しずつ以前より話をする様になりました。
本当にちょっとした事ですけど、おもちゃの話から、学校、幼稚園の話など増えてきたなと思います。
さらに今後はそこに自分の意見や感想などを付け加えて話してくれると嬉しいですね。
暇や余裕がある時は、
「その時はどう思ったんだ?どうすればよかった?」など質問してますが、
自分の意思をはっきりと伝えれる大人になってほしいと思います。
僕がなかなか意見を言えなかった性格だったので、
我が子には逆に
はっきりと伝えて欲しいですね!
では また次回✋️