アドラー心理学17 自己受容
今までのブログで共同体感覚を得る為の理論などを学んできましたが、ここからは、さらに新しいキーワードが出てきます。
それは「自己受容」です。
引き続き、「嫌われる勇気」から
まずは自己受容をより理解する為に自己肯定との違いを述べています。
自己肯定とは、できもしないのに「わたしはできる、わたしは強いと」自らに暗示をかけることです。
これは優越コンプレックスにも結びつく発想であります、自らに嘘をつく生き方であるとも言えます。
一方、自己受容とは、
仮にできないのだとしたら、そのできない自分をありのままに受け入れ、できる様なるべく、前に進んでいくことです。
もっとわかりやすくいえば、60点の自分に「今回はたまたま運が悪かっただけで、本当の自分は100点なんだと言い聞かせるのが自己肯定で、
対して、60点の自分をそのまま60点として受け入れた上で100点に近づくにはどうしたらいいかを考えるのが自己受容になります。
さらに、
変えられるものと、変えられないものを見極めるのです。
我々は何かを与えているかについて変えることはできません。
しかし与えられたものをどう使うかについては、自分の力によって変えていくことができます。
そして、
我々は何かの能力が足りてないのではありません。
ただ勇気が足りてない。
全ては勇気の問題なのです」と。
僕の中で、自己肯定は多少違和感がありました。
物事を前向きに捉える事は共感できますが、現実を離れた肯定の仕方は無理があるだろうなと。
それに何も努力してないのにいずれ出来るとかは夢の様な話しですよね。
もちろんだからと言って人間の可能性を疑ってるのではなく、
逆に普段使用されてない脳力をたった3%ではなくて20%ぐらい使う事が出来ればもっと人生が楽しくなるだろうなと思っています(笑)
そこで、大事なのが自己受容って事ですよね。つまり現実的に考えなさいと。
普段から目的を達成する為に何をしてるのか。
僕でいえば脳力を20%使う為に何をやってるのか?
試合でゴールやヒットを打つ為に何をしてるのか?
テストで100点取る為に何をしてるのか?
って事ですよね。
やはり普段から何を意識しながら毎日を送っているのかが問われると。
僕は、今、興味があるものを掘り下げて考えて行動していきたいと思ってます。
その一つがこのアドラー心理学です。
題材にしている「嫌われる勇気」がもう少しで終わるので、
次は「幸せになる勇気」に取り組みたいと思っています。
それが終われば、その時に興味があるのに取り組む予定です。
今この段階では、
には興味あります😄
まあ、先はわからないので、
では また次回✋️