「はじめての現象学 竹田青嗣著 」を読んで考えてみた。
まず、はじめに、
このブログは上記の本の感想文やプレビューではありませんので(笑)
あくまでも僕がこの本を読みながら、色々と感じた事や考えた事を書いていきます。
この本の中では、
現象学とは、確信成立の条件を確かめる学である。
と書いてありました。
つまり、以下引用します。
異なった世界観や価値観を持つ人間が互いに相手の世界観を許容しあったり、あるいは共有できる新しい世界観を作り出したりする可能性があるのかないのかを探る事であると。
一つ可能性を上げれば、互いの自己中心性を譲り合う事だと。
うーん。
なるほど。
そこに人間が2人以上いれば、社会は形成されるので、実社会で互いに協力していくには、やはり譲り合いの精神がないと社会は機能していかないでしょうね。
僕が好きな言葉で
「お互いさま」があります。
これは仕事上、この場によく遭遇するのですが、一人の方がこういう気持ちを持たれてると不思議と他の人にも伝染するんですよね。
すると凄く仕事がしやすくなる!
まさに譲り合いの精神です。
そこで大切なのは他人に求めるばかりではなくまず自分から先にやる事ですよね。
何も見返りを期待せず、アドラー心理学の課題の分離を用いて、自分主体で行う。
ここで、注意しないといけないのは、譲り合い過ぎてもいけないという事。
つまり遠慮です。
なので、ここからが次のステップで、
互いの意思を伝え、理解した上で、互いの納得のもとに、譲り合ったり、尊重したり、貫き通したりする。
まあ、これはケースバイケースですが。
今後は、この様な関係が求められるのではないでしょうか?
まあ、上辺だけの関係のままが良いのもあると思いますが、本質を求める姿勢は大切ですよね。
これはあらゆる分野に適用でき、
例えばスポーツ観戦でも、僕はサッカー、テニスを見るので、
ゴールシーンや、鋭いショット等派手なシーンに目がいきがちですけど、
その本質を考える。
何故、そこにパスしたのか?
何故走ったのか?
どうして負けたのか?
勝った要因は?
など。
自分なりの仮説を立てる事で、例え、それが正解ではなくとも、本質を求める事になり、徐々に見えてくるものがあると思います。
で、この作業って、案外、面白いですよ✌️
あくまでも自分の想像の範囲なので、なにせ自由に考えれるし、たまに不思議と、ピカっと稲妻が走る感じで、アイデアや閃きが降りてくる!
その時の気分の高揚感は言葉では表現しずらい感覚があります😄
で、この姿勢を継続し仮説を修正していく事が結果を高め、質を高める事に繋がるのではないでしょうか?
それともう一つ。
人間って、気分が一瞬で変化できますよね。
とても嫌な気分だったのが、
ある言葉をかけられた事で、
ある行動を受けた事で、
最近では、松山千春さんが飛行機の中で離陸までの長い時間を待つお客さんの前で歌ったりする事で、
気分が逆転する!
私事で恐縮なんですが、
仕事で、「なんで俺が!!!」みたいな事があり、
納得がいかずその状態の感情のまま先方の事務所に出向いてしまいました。
ですが、窓口の女性の方がなんとも品の良いきれいな人だったもので、、
その人と挨拶を交わした瞬間に、、
自分の感情が逆転しました(笑)
なんとも単純ですよね😅
でも仮に互いに良い気分になる様な言葉、行動を自らが実践していくと、、
おのずと、気づかない内に周りにも伝染していき、社会が変化していかないかなと。
まあ、仮説ですけど😅
その他、この本の中で色々と印象に残った言葉はありましたが、、
結局は実生活に活かせるか否かなので、、
最終的には、現象学という物事の受け止め方、考え方の選択肢が自分の中で一つ増えたかなぁと。
いずれこれらを実体験で学べたら、より良いですね。
では、また次回✋️