長男との鉄棒にて
前回と同様に長男シリーズですみません💦
先日、長男から、
「逆上がりの練習がしたいんだけど、、」
と突然言われました。
そうなんです。小学4年の長男は逆上がりが出来ません😅
で、明日鉄棒のテストがあるから、少しでも練習したいとの事でした。
誰に似たのかわかりませんが(笑)
一夜漬けでなんとかしたいという気持ちだったので、まあ仕事終わって、夜、近所の公民館の鉄棒で、練習しました。
まずは、長男の現状を把握したかったので、
「とりあえず逆上がりやってみてよ」
と伝え、逆上がりを観察すると、、、
かなり出来ないパターンでした😅
淡い期待で、もう少しのところかなぁと思ってましたが、全くの正反対でした💦
腰に全然鉄棒が引っかからず、腕が伸びきってしまい、足も上がらず前に言ってましたね。
事前に、逆上がりのコツをネットで調べていたので、いくつか、伝えたのですが、、
現状に変化なしで、 、😅
さて、どうするかなぁーと考えて黙っていたところ、長男は珍しく黙々と練習してました。
何故か時折、前回りをしたりして、訳わからなかったのですが、本人曰く、何か回る感覚が欲しかったとの事で(笑)
で、僕もこれといったアドバイスが浮かばず、しばらく観察してたら、たまに出来そうな雰囲気があったので、、
「今の、ちょっと出来る感じだったよ」と伝えました。
で、そこから切り替えて、
出来そうな時は出来そうと伝え、逆に出来そうにない時はそれは出来そうにないなと伝えていき、
以後、伝書鳩みたいに伝え続けました😅
すると、何気に長男も何か考え、イメージしだして、
自分で、「今のは無理だー」
「今のはもう少しかー」等、
判断出来る様になってきて、、
ふと、何かをイメージした後、やると、、
奇跡的に一度出来たんです💦
そこで、「さっきはどうして、出来た?」
と聞くと、
「〇〇君の逆上がりを頭の中でイメージしてやったら出来た」と。
なるほどー。
やはり出来るイメージを持つ事は必要だなぁと思い、長男が忘れないうちに
「もう一度やってよ」と伝えると、、
はい、案の定出来ませんでした😅
呑み込みのわるさは父親ゆずりみたいで、、、
すぐに忘れてましたね💦
その後、身体が覚えるまで、ひたすら練習をし続け、なんとか15回出来る様になったので、切り上げ、テスト本番当日は、いつもより朝早く家を出て、友達と練習して臨んだので、1回は出来たみたいです😄
で、これらを通じて、、
子供が自主的に行動する時は、親は観察の姿勢が大事だなと感じました。
結局、やらないといけないのは僕ではなく本人なので、子供自身が「こうやったら、こうしたら出来る」、または、「こうすれば、こうしたらどうか?」と考え出せば、たとえその日に結果が出なくても、それで良いのではないかと。
なぜならば、自分で自覚出来てるからです。
これは、鉄棒だけに限らず、勉強や他の分野でも共通だと思います。
自分で、考えて、判断して、トライする。結果からまた対策を考え、トライする。
結局、この繰り返しだと思います。
学校は、まだ試験評価が高い比率を占めているので、点数を取りにいかないといけませんが社会では、トライアンドエラー、そして再トライの繰り返しだと思います。
その結果、質が高まってくる。
子供には、理解しずらいと思いますが、自分で考えて、出た結果なら納得するし、それが良い結果になるなら、自信に繋がる。
イチローさんがいつか何かのインタビューで
「一つ一つ小さな成功体験が大事だ」と言ってました。
まさしくこれですよね👍
自分に自信を持ち始めれば、徐々に自立し始め、そして我が人生に面白みが出てくるのではないかと思います。
で、これは、住民、区、町、市民、にも言える事で、最終的には、社会生活での、人と人の繋がりに結びついてくると思います。
自立した関係の元、結びつきが強いのか弱いのかで社会の質の度合いが変わってくる。
この辺りの最先端を見据えている方が
今、僕が気になっている、、
山崎 亮さん ではないかと思います。
何冊か本を出されてるので今後読んでいきます😄
最後に、先日、長男が入部している市のサッカークラブから、5年生から希望者はジュニアクラスに入部できると案内がきてたので、
尋ねると
あっさり、「俺は入らない!」と一言。
そこで、僕が
「おまえがもしプロになりたいなら、遠慮せず入ってもいいんだぞ」と言うと、
「いや、いい」と。
早くも親の希望から脱線しましたね😅
まあ、
ゆっくりと観察して行きたいと思います👍
では また次回✋️