ナポリ(マウリツィオ サッリ監督)の戦術
参考にした記事はこちら
https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/football/wfootball/2017/07/03/___split_36/
この記事を7月に見てから、
ずーーーーーーーーっと😅
気になってて、
最近になり、
ようやくナポリの試合を
数試合動画で見る事ができました💦
感想として、、、
「これは面白い!
戦術として弱点はあるけれど結構質が高いサッカーをしてるなと👍」
よって、
ここから先は
僕の仮説
で書いていきますので、
正解か不正解かではなく、あくまでも一人の意見として読んでもらえたらと思います。
より詳しく知りたい方は
上記の記事かネットで、「ナポリ戦術」 と検索すれば色々と出てきますので、そちらを参考にして下さい😄
では、
はじめに、
システムは基本攻撃時は4-3-3で、守備時は4-4-2か、4-5-1になります。
スタイルはポッゼッションでバルセロナみたいにショートバスを繋ぐのですが、
前の日本代表みたいにサイドのスペース使用するのではなく、基本中央付近でボールを繋いでいきます。
よって選手間の距離がバルセロナよりコンパクトで、これが本当にコンパクトで、すぐそこに味方がいる感じですね(笑)
そして全ての状況において、この距離感を保つ事が最優先されてる感じを受けました。
具体的には、誰かがボールに対して引いてもらいに近寄ると、他の選手もその距離を保とうとして、動き、その空いたスペースにまた他の選手が動くといった感じです。よってフォーメーションがある様で無いみたいな、ある意味自由が与えられている。
守備に関しては、4枚の壁を2列作るか、4枚の壁と5枚の壁を2列作って対応しており、
相手ボールに対しては、ギュッとプレッシャーをかけに積極的にボールを取りにいくのではなく、まずは1対1で抜かれない事を優先しており、基本はリトリートではないかと。
で、ここからが本題でして
ナポリのサッカーのどこか面白く質が高いかというと、
やはり攻撃面なんです。
これは我々日本代表に足りない部分ではありますが、、
攻撃の特徴としては、
まず第一に相手陣内でボールをポッゼッションする様にしていますね。
よってまずはDFの最終ラインをハーフラインまでに徐々に押し上げていきます。
ハーフラインを超えるまではリスクある縦パスはあまりないです。相手陣内に入ってからはよく入れてます。
これは、ペップ グアルディオラのバルセロナがやっていた戦術と同じですが、仮にボールを取られても、相手陣内なので、リスクを最小限に抑えれる効果と同時にボールをすぐに取り返す効果があります。
他には、
基本はショートパス。
FWはボールをもらいに積極的に下がってくる。下がってきたスペースには近くの選手が入る。バランスを保つ。
相手ペナルティーエリア内に最初からFW陣が入ろうとしない。わざとスペースを作ってる感じがある。だか仕掛ける時に一斉に入る。
比較的歩いている選手が多いが、一斉に走り出す瞬間がある。それがどのタイミングがはっきりとは分からないが、パスを入れた瞬間やダイレクトパスで正面でボールをもらった瞬間など色々ある。
ハリルジャパンみたいにカウンターを狙える時は普通に行う。
ダイレクト、ワンタッチ、ツータッチのパスが多い。
フォーメーションがかなり流動的。選手の配置ではなく、選手間の距離のバランスを全体の形を保とうとしてる。
などなど。
まだ映像を見る度に発見できそうですが、僕の最大の発見は、ダイレクトパスでした。
具体的には、味方同士で三角パスをダイレクトでパスを回すのですが、これを敵の守備が安定している時によくやるんです。
つまり相手にスキがない場合に行うと。
で、三角パスで相手DFを崩そうとしてるのではなく、1-2-3と三角パスを回して、相手DFの動きを一瞬止めてる感じがしたんです。
まあ、これはあくまでも僕の仮説なんで😅
最後に一周して1の選手にボールが来た瞬間、相手DFが止まった瞬間、前にいる選手が一斉に走りだし、縦パスが入るんです。
その瞬間、相手DFは一歩遅れてるので、スキが生まれる。
なんとなく、そんな事してないかなぁと。勝手な希望的観測ですが、、
うーん。
しかし、言葉だけだと、やはり他の人に伝えるのは、この場合、限界がありますねー😩
映像を見てもらえるとまた違った角度から見えるし、頭の中でイメージできるので理解が深まるとは思いますが、人に上手く伝えるのは簡単ではない。
よってサッリ監督の
マネジメントも気になりますねー
さて、ここまでの段階で、
「これってバルセロナや、Jリーグのチームもやってるサッカーじゃないの? 」
と思われた方もいるでしょう。
でも、僕の目から見ると、、
やはりちがうんですよねー😅
ナポリ独自のサッカーやってますし、なんかそれ以前に選手同士が楽しそうにやってるんですよねー。選手達が繋がってる感じがします。
そして質が高い! 無駄な走りがない。
そこにはもちろん工夫があり、例えばトラップ一つにとっても、ただその場で止めるのではなく、動きたい方向に止めたりしている。
走行については、最近、テレビ観戦でも選手の走行距離が出て、誰が何キロ走ったとか表現されてますが、無駄に走りすぎても僕は駄目だと思います。
選手は消耗品で人間なんだし、ロボットじゃないんだから体力の限界があるし、疲労もたまるし、怪我もしやすくなる。
でもナポリの選手みたいに、動く時動き、歩くときは歩いて、全員でカバーし合って、強弱のリズムで、選手自らが動いてくれた方が間違いなく長持ちするし、試合中もあまりバテる事はないし、集中力が継続できると思います。
チーム自体もサッリ監督になり3シーズンを迎えて、だいぶ熟成され、昨日行われたリーグ戦のカリアリ戦でも勝利して、ユベントスを抜いて首位に立ちました!
見てて、本当に面白いんですよ。派手さはないけどね👍
で、見てて気づくと思いますが、
案外、この戦術は日本人向けではないかとも感じました😄
最後まで読んで頂きありがとうございました。
では また次回✋️
追伸:
昨日行われた、ヘルタ対バイエルンミュンヘン戦で、原口選手が久々の先発で見事なドリブルからアシストをしてました👍
あれは、多分、あの、ドリブルデザイナーから教わった成果かなぁと思います。
原口選手は努力家で、向上心があるのでこれからも応援していきます✌️